【開催報告】農口尚彦研究所(石川県小松市)に“酒造りの神様”農口尚彦杜氏を訪ねる一日

お知らせ

2026年9月4日(金)に開催した「農口尚彦研究所に“酒造りの神様”農口尚彦杜氏を訪ねる一日」。SSI大森清隆事務局長と、SSI長田卓研究室長の進行の元、全国各地から集まった10名の認定会員(定員10名)や取材陣と共に、この日だけの特別なセミナー、テイスティング、ペアリング、酒蔵見学などを体験頂きました。

(左キャプ)農口尚彦研究所(酒蔵)の外観。手前のガラス張りの部屋は商品ショールーム
(右キャプ)酒蔵の前で、農口尚彦杜氏を囲んでの貴重なショット!

 

その1:農口尚彦研究所と農口尚彦杜氏の軌跡を辿る
2017年秋に設立された農口尚彦研究所と、77年間も日本酒造りを続けてこられた農口尚彦杜氏の軌跡について、取締役マーケティングマネージャーの岩井隆氏が解説。ギャラリーには、農口尚彦杜氏が酒造りについて書き留めたノートなども展示されており、貴重な資料類を拝見することができました。

(左キャプ)農口尚彦研究所、酒蔵2Fのギャラリー
(右キャプ)農口尚彦杜氏が大切に保管されてきた資料類も多数展示されています

 

その2:農口尚彦研究所シリーズ8種類のテイスティングと会席料理とのペアリング体験
続いて、緑鮮やかな山々を一望できる別室に案内され、農口尚彦研究所シリーズ全8種類のテイスティングと、会席料理とのペアリングを体験。まず、「米焼酎 2023 VINTAGE 加賀水引」のソーダ割りの乾杯からスタート。続いて、「NOGUCHI NAOHIKO Prestage Line 2024 VINTAGEリーズ」5種類をテイスティングして頂きました。次に、能登半島地震被災地の支援継続のために、復興支援特別限定酒としてリリースされた「夢造(ゆめづくり)」のVol.1とVol.2をテイスティング。なお、本アイテムは、ウイスキー業界のレジェンドと呼ばれる輿水精一氏が農口尚彦研究所に眠る未発売ヴィンテージストックを独自にブレンドして造られたという貴重なもの。岩井氏の解説を聞きながらテイスティングを行った後、小松市で正統な日本料理を60年も提供し続ける「梶助」の会席料理コースとのペアリングを体験頂きました。 農口尚彦杜氏が登壇されると大歓声があがりました(感激して、涙ぐむ参加者も)。日本酒造りの極意や自身の想いを熱く語って下さいました。

(キャプ)特別な部屋でテイスティングとペアリングを体験

(キャプ)農口尚彦杜氏と岩井氏による解説の風景

 

その3:農口尚彦研究所、酒蔵内の見学
テイスティングとペアリング体験の次は、酒蔵内の見学です。岩井氏の案内の元、蔵内の様々な設備や麹室の特徴、さらには、農口尚彦杜氏の細部に渡るこだわりなどを知ることができました。

(左キャプ)醪造りを行う部屋。農口尚彦杜氏の大きな顔写真が掲載されています
(右キャプ)農口尚彦研究所ならではの麹室の特徴を解説する岩井氏

 

その4:農口尚彦杜氏との懇談、記念撮影、そして、サイン会も!
最後に、限定酒などを各自が購入していたところに、農口尚彦杜氏が再びお越し下さり、一人一人との記念撮影に応じて下さったり、購入した商品にサインをして頂きました。

(左キャプ)購入した全ての商品にサインをする農口尚彦杜氏
(右キャプ)参加者一人一人との記念撮影に応じる農口尚彦杜氏

能登杜氏四天王の一人、現代の名工、黄綬褒章の受章、そして、石川県の無形文化財に日本酒杜氏の技が指定され、その技術保持者としても認定されている農口尚彦杜氏。酒造りの神様と称されていることは、周知の通りです。そんな偉大な杜氏に、唎酒師に向けてのメッセージをお願いしたら、「提供販売の現場に立つ皆様が、肌で感じるお客様の声を、我々造り手に是非フィードバックして頂きたい。その声に耳を傾けながら、これからもお客様が望む日本酒造りを続けていきたい」と言われた農口尚彦杜氏。

御年93歳にしてもなお、さらなる進化を目指す姿勢を、目の当たりに出来たことが、今回最も貴重な体験になったかも知れません。

次回開催準備中!

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