酒匠
酒匠は、唎酒師および焼酎唎酒師の上位に位置づけられ、日本酒・焼酎のソムリエ 最高位資格です。
酒匠は唎酒師や焼酎唎酒師よりも高度で的確なセールスプロモーションの実行力を有します。 唎酒師や焼酎唎酒師を超えるテイスティング能力を磨くことを目的に、味の要素の理解や、香りの表現例の修得などを行います。 ポジショニングMAPで日本酒や焼酎の香味の「視覚化」や「数値化」を行い、消費者へのわかりやすい提案や自社での商品選定など、販売企画立案力の向上が狙えます。

講習会日程
2025年11月26日(水)〜27日(木)
申込締切日:11月19日(火)
2025年11月29日(土)〜30日(日)
申込締切日:11月21日(木)

※酒匠の講習会は年に2回のみの開催です。 ※宿泊の手配は承っておりません。宿泊を予定される場合は、ご自身でご手配ください。

会場

サケアカデミー
東京都文京区小石川1-15-17 TN小石川ビル7F(MAP

こんな方に選ばれています

現在、500名以上の酒匠が国内外問わず活動されています。資格の活用方法はさまざまで、それぞれの立場でビジネスの更なるステップアップとして活用されています。資格活用の一例をご紹介します。

活躍する酒匠

藤原 龍さん アマン東京 ビバレッジマネージャー
「日本酒」と「焼酎」のテイスティング能力、提案力が向上したことを実感
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坂口 浩一さん イオングループ労働組合連合会(団体役員)
「酒匠」って言葉かっこいいですよね。だって「酒の匠(たくみ)」ですよ
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藤代 あゆみさん

唎酒師の時よりも、香りや味をより具体的に言葉で表現できるようになった

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酒匠は唎酒師、焼酎唎酒師の最高位資格です

酒匠は提供販売者向けのプロフェッショナル資格として一番上位に位置づけられます。唎酒師および焼酎唎酒師の両方の資格を保持されている方のみが受講受験可能です。

 カリキュラムについて
カリキュラム内容

2日間連続の講習会で約18時間。 香りのサンプル、水溶液、日本酒、焼酎などを多数テイスティング。 嗅覚、味覚能力の向上を目指す基礎トレーニングや、日本酒・焼酎の特性を見極める能力を磨く、酒類の比較テイスティングなど、充実したカリキュラムです。 酒匠講習会のための特別教材(非売品)も準備。実践でもすぐに活用できる、日本酒・焼酎と料理の相性についても学習していきます。


基礎トレーニングで嗅覚、味覚能力を向上
日本酒、焼酎の香りに含まれる各要素をさまざまな香材を用いることで把握し、嗅覚を磨きます。また、甘味、酸味、苦味、旨味のほか、アルコールそのものなど、味の要素を確認することで、味覚を磨きます。


他酒類との比較により日本酒、焼酎の特性を見極める
ビール、ワイン、ウイスキーなど、日本酒、焼酎以外の酒類と比較することにより、その本質的な香味特性を見極め、把握します。

香味特性別テイスティングで各タイプの特徴を把握
日本酒、焼酎それぞれの典型的な4タイプ別テイスティングを通じて、それぞれの特徴的な香味特性を見極める能力を身につけます。


テイスティング結果を視覚化
テイスティングコメントを視覚化すべく、日本酒に関しては「同軸グラフ」と「ポジショニングMAP」、焼酎に関しては「ポジショニングMAP」の作成方法を学びます。

原料品種、酒母、蒸留方法別、熟成期間別などが香味に与える影響を学ぶ
日本酒であれば米の品種別、酒母別など、焼酎であれば麹の種類別、蒸留方法別など、原料や製法の違いがおよぼす影響を特別なサンプル(非売品)などを交え学びます。


料理とのペアリング法を修得
肉、魚、野菜といった「素材」のほか、代表的な「調味料」にも焦点をあて、日本酒、焼酎と料理の相性を探り、効果的な訴求法を学びます。

納得できるまで行える自主トレーニング
自主トレーニング時間を設けているので、納得いくまで反復トレーニングを行えます。日本酒の温度別、焼酎の割り方別テイスティングも体験できます。

過去開催で使用した日本酒・焼酎の一例。

講習会当日のプログラム
講習会1日目講習会2日目
9:00~9:20:受付
9:20~9:30:オリエンテーション
9:30~10:10(40分)

酒匠を目指す方々へ~求められる酒匠とは~

10:10~11:30(80分)

基礎テイスティング
香材を使用した嗅覚トレーニング

11:40~12:40(60分)

基礎テイスティング
水溶液を使用した味覚トレーニング

12:40~13:40(60分)昼食休憩

※お弁当をご準備しております

13:40~15:40(120分)

日本酒テイスティング
香味特性別分類およびテイスティング結果の視覚化

15:55~17:40(105分)

日本酒テイスティング 原料・製法別①

17:55~19:40(105分)

日本酒テイスティング 原料・製法別②

19:55~21:00(65分)

日本酒テイスティング 料理との相性検証

21:00~22:00(30分)

自主トレーニング
*ご参加は任意です

8:30~8:50:受付
8:50~9:00:オリエンテーション
9:00~11:15(135分)

焼酎テイスティング
香味特性別分類およびテイスティング結果の視覚化

11:30~12:35(65分)

焼酎テイスティング
料理との相性検証

12:35~13:15(40分)休憩
13:15~14:55(100分)

焼酎テイスティング
原料・製法別①

15:10~16:50(100分)

焼酎テイスティング
原料・製法別②

17:15〜17:45(30分)

エクステンションプログラム
映像で学ぶ蔵元見学プログラム
※「蔵元体験実習」をはじめ当会が指定するセミナー等への参加履歴がある方の参加は任意(講習会実施日から過去5年以内のものに限る)。

17:45~

事務局からのインフォメーション
自主トレーニング

*ご参加は任意です


※プログラムは予告なく変更となる場合があります

 教材
①『日本酒の基』
②『焼酎の基』
※①、②は講習会当日までにご自身でご用意下さい。お持ちでない場合はオンラインショップ、または講習会当日にお買い求めいただけます。
③テイスティングシート、補足資料
④テイスティング用日本酒
⑤テイスティング用焼酎
※③、④、⑤は講習会当日に配布。
▲お申込完了後、教材の発送はございません。


特別教材「酒蔵見学映像・日本酒製造体験映像」
講師に必要な日本酒製造現場の知識を得ていただくことを目的とした映像教材を視聴いただけます。お申込後に送付される特定のURLにアクセスすると、まるで実際に蔵元を訪れたかのような見学動画、製造現場の体験動画が視聴できます。

テイスティング能力をもっと磨きたい方は…

唎酒師、焼酎唎酒師以上のテイスティング能力を認証するテイスター資格
唎酒師、焼酎唎酒師のテイスティング能力(官能評価能力)の向上と、その能力の認証を行う新資格です。 全5回の受験対策となる講習会(オンデマンド受講可能)を受講後、受験いただきます。
詳細はこちら
※「和酒マスターテイスター」が「酒匠」を受験する場合は、酒匠認定試験の第1次試験、第2次試験が免除されます

 試験内容
第1次試験 12:30〜13:20(50分)

【筆記】選択・記述式
テイスティングの専門知識
《出題範囲》『日本酒の基』『焼酎の基』

第2次試験 13:30〜14:20(50分)

【筆記】選択・記述式
日本酒・焼酎の高度な専門知識
《出題範囲》『日本酒の基』『焼酎の基』

第3次試験 14:30〜15:20(50分)

【テイスティングを伴う筆記】選択・記述式
日本酒・焼酎の原料、製法による香味特性の識別。劣化した日本酒・焼酎の識別

第4次試験 15:30〜16:20(50分)

【テイスティングを伴う筆記】選択・記述式
・日本酒・焼酎の香味特性の視覚化および数値化 (日本酒のポジショニングMAPおよび同軸グラフ作成、焼酎のポジショニングMAP作成)
・日本酒・焼酎の特性を伝えるべくテイスティングコメント作成

※「和酒マスターテイスター」取得者は免除

 

 試験日時・会場
2025年11月講習会 推奨試験日:12月20日(土)/2026年1月28日(水)/2月28日(土)

※講習会より2週間~2ヶ月を目安にご受験いただくことを推奨しております。 下記よりご希望の日程を選択いただけます。 ▼開く


・初回受験期限:受講日の翌月から6カ月以内
・再受験有効期限(初回受験結果が不合格/欠席の場合):受講日の翌月から1年(要再受験料)
・なお、受講を欠席した場合も、受講日が起算となります。 (不合格・欠席の場合は、再受験料をお支払いいただいて受験することが可能です。その場合、受験資格保有期間内に限り、合格基準に達した試験結果を有効とし、不合格となった試験(例.第1次のみ、第3次・4次のみなど)のみを受験していただきます)
※受験期限の延長はいたしかねます。上記期期限内に合格していただけない場合は、再度講習会のお申込をお願いします。

会場

サケアカデミー
東京都文京区小石川1-15-17 TN小石川ビル7F(MAP

認定証書・認定章
合格時の認定登録お手続き完了後、「酒匠」の証として、認定証書(寸法:482mm×298mm)認定証書、認定章が授与されます。 ※認定証書(寸法:420mm×297mm)と認定章
 受講受験資格・認定条件
受講受験資格

※2025年4月1日より、一部資格要件が変更となりました。
条件1.「唎酒師」かつ「焼酎唎酒師」の資格を有すること(注1)
※いずれかの資格を未取得の場合でも、申込時点で該当資格取得コースに申込済みであることで受講・受験資格を付与いたします。
注1)「唎酒師」「焼酎唎酒師」とはSSI(日本酒サービス研究会)認定資格を指します。「国際唎酒師」「国際焼酎唎酒師」は対象外です。
条件2. 下記に指定する当会主催セミナー等への参加履歴があること(注2)
以下のいずれかのセミナー・プログラムへの参加が必要です
なお、参加履歴がない方も、講習会エクステンションプログラムとしてご用意している「映像で学ぶ蔵元見学プログラム(仮称)」を視聴することで、受講・受験資格が付与いたします。
• 「学びの遠足!蔵元見学・VR日本酒製造体験」
• 「蔵元体験実習」
• 「造って学ぶ日本酒道場」
• 「日本酒学講師とめぐる蔵元見学ツアー」
• 「VR日本酒製造体験プログラム」
注2)参加履歴は、講習会実施日から過去5年以内のものに限ります。

認定条件

以下①から③のすべてを満たすと酒匠として認定されます。
① 認定会員かつ受講受験資格で定める通り「唎酒師」「焼酎唎酒師」であること
*認定手続締め切り期間内に「唎酒師」「焼酎唎酒師」の認定手続きをお済ませください
② 試験結果(第1~4次)が、当会の定める基準に達していること
③別途定める認定登録料の納付が完了していること

  注意事項

・当会の利用規約をお確かめの上、お申込ください。
・海外からお申込される際は【海外からのお申込に関する注意事項】をお確かめの上、お申込ください。
・合否通知は受験日より2週間以内にメールにて通知いたします。
・不合格となった場合には、受講資格保有期間内に限り、不合格となった試験のみを再受験いただけます。
・再受験料は、15,000円(税込)(税抜:13,637円/回)です。

  費用

酒匠受講受験プラン
114,000円(税抜き103,637円)
費用に含まれるもの
①酒匠の受講受験料ならびに受講受験に関わる一切の教材費 (「酒蔵見学映像・日本酒製造体験映像」視聴付) ②相性体験用食事 ③食事:1日目(昼食)、2日目(昼食)


認定料 25,000円(税抜き22,728円)
費用に含まれるもの
①酒匠認定証書 ②酒匠認定章


お申し込みについてのご案内

お申し込みは、日本酒サービス研究会(SSI)が運営するウェブサイトより承っております。以下の内容をご確認のうえ、お申込みください。

【認定会員のみなさまへ】
すでにご案内の通り、当会にてマイページを作成しております。
新規登録は行わず、以下内容にてログインの上、お申し込みください。

• ユーザー名
旧会員制WEBサイトにご登録のメールアドレス(2025年2月25日時点)
• パスワード
ご登録の生年月日(西暦8桁:例1990年4月1日生まれ→19900401)

※上記ユーザー名およびパスワードにてログインができない場合はお問い合わせください。

【電話】050-1809-3479
※音声ガイダンスは24時間ご利用いただけます。
オペレーターによる対応は、平日 9:30〜17:30 の時間帯に限り承っております。
休業日:土・日・祝日、および特定休業期間


11月26日(水)〜27日(木)のお申込み 11月29日(土)〜30日(日)のお申込み

酒匠+焼酎唎酒師 受講受験パック 114,000円(税抜き103,637円) +焼酎唎酒師受講受験料(コースにより異なります)
▲焼酎唎酒師の受講受験料10%OFFにて受講受験が可能です! ▼開く

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